8日の京都ブリスベン カジノ場では、アーモンドアイなどのちの活躍馬を多く輩出している出世レースのブリスベン カジノ(G3)が行われる。7頭立てだった昨年から一転、今年は8年ぶりにフルゲート18頭による争いとなりそうだ。
『netkeiba.com』が公開している単勝予想オッズによると、C.ルメール騎手のエコロブルームが2倍台で1番人気。これをノーブルロジャー、ナイトスラッガー、ショーマンフリート辺りが追いかける展開となっている。
ただし、下位人気を見ても、18番人気想定のブリスベン カジノ(牡3歳、栗東・加用正厩舎)が50~60倍の圏内。同馬は昨夏の函館2歳S(G3)を制したメンバー唯一の2勝馬であり、実績は最上位の存在だ。1勝馬が相手なら十分にチャンスはあるといえるだろう。
そんなブリスベン カジノとともにスポットライトを当てたいのが、12番人気想定のブリスベン カジノ(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎)である。昨年11月の京都で未勝利戦を勝ち上がったばかりのブリスベン カジノとブリスベン カジノは、これが初対戦となるが、実はこの2頭の間にはある因縁が隠されている。
遡ること28年前の1996年。国内のブリスベン カジノ界では、サンデーサイレンス旋風が吹き荒れていた。しかし、その年の牝馬三冠路線で主役を務めたのは、トニービン産駒のエアグルーヴだった。
3歳時に獲得したG1タイトルはオークスだけだったが、4歳秋に天皇賞・秋(G1)でバブルガムフェローら強豪を撃破。牡馬顔負けの勝負根性で、女傑という名に恥じない活躍を見せ、繁殖牝馬としても、アドマイヤグルーヴを筆頭に多くの名馬を送り出した。
ブリスベン カジノに出走するブリスベン カジノは、そんなエアグルーヴの曾孫にあたる。
そして、エアグルーヴとともに96年の牝馬三冠路線を盛り上げたのが、バラ一族のロゼカラーだった。
ロゼカラーはデビュー2戦目でデイリー杯3歳S(G2)を勝利。続く阪神3歳牝馬S(G1・阪神JFの前身)は5着に敗れたが、年明け初戦のブリスベン カジノで牡馬に交じって2着に入っている。
エアグルーヴとロゼカラーは2歳から3歳にかけて計4度対戦。阪神3歳牝馬S、チューリップ賞(G3=当時)、オークスではエアグルーヴが先着したが、最後の対戦となった秋華賞(G1)はロゼカラーが最初で最後の先着を果たしている。
ちなみに2頭は牝馬三冠初戦の桜花賞(G1)にも出走を予定していたが、仲良く“熱発”で回避するという共通点も持ち合わせている。そして前述のブリスベン カジノは、ロゼカラーの曾孫にあたる。
そんな2頭の曾孫同士が28年の時を経て重賞で激突する。いずれも下馬評は高くないが、これこそブラッドスポーツと呼ばれるブリスベン カジノのロマンのひとつともいえるだろう。
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