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ジャパンCは府中で観戦、日本カジノ ルーレット 仕組み史上に残る素晴らしいレースを堪能した。

 拙稿での3連単2点予想もズバリと決まりお財布も膨らんだところで、今週末からいよいよ“師走”……師匠が走れば馬も走る! 3日(日)はダートの頂上決戦、チャンピオンズC(G1、中京・ダート1800m)。

 前身は西暦2000年に創設されたダートの国際招待競走「ジャパンCダート」(東京・ダート2100m)。第1回はウイングアロー、第2回はクロフネという歴史的名馬が戴冠、第3回は中山1800mに舞台を移しNHKマイルCの勝ち馬イーグルカフェが制し、G1の格付けに相応しいスタートを切った。

 だが2008年に阪神1800mに移行、そして2014年に今の「チャンピオンズC」となるが、こんな流浪ぶりがイマイチ定着し切れていない一因だろう。

 記憶に残る感動レースもJCダート時代。2008年、カネヒキリが3年ぶり2勝目を挙げたレースだ。

 同馬は芝の2歳新馬・未勝利を惨敗した後3歳緒戦のダートを7馬身差の快勝、次走も大差勝ち。芝の毎日杯こそ7着に敗れるも以降、ダートでは圧勝の連続。3歳暮れのジャパンCダートも1番人気でレコード勝ちし鞍上・武豊、オーナー・金子真人氏の連想から“砂のディープインパクト”の異名も頂いた。

 しかし、翌夏に悲劇は訪れる。“不治の病”と言われる屈腱炎の発症だ。平たく言えば前肢(が多い)の腱線維が切れて炎症を起こしエビの腹のように腫れ上がり(通称エビハラ)、時速60キロ超で駆ける競走馬にとっては致命的な病。奇しくも父・フジキセキは弥生賞を単勝1.3倍で圧勝、三冠確実と言われながら屈腱炎を発症し4戦4勝で引退に追い込まれている。

 だが、運命に抗うようにカネヒキリの関係者は諦めず胸骨の幹細胞を移植する再生手術を敢行する。無事成功後、6歳となったカネヒキリは2年4か月ぶりに武豊と前哨戦・武蔵野Sに出走、芝スタートが苦手か9着に敗れるも着差は僅か0.6秒。十分な手ごたえを感じた陣営はジャパンCダートに駒を進めた。

 舞台は阪神に替わり、鞍上も骨折事故の武豊から短期免許でやってきたC.ルメールに。良馬場・快晴の下、スタートを決めたカネヒキリはインの経済コースでレースを進め、4角で先頭集団に。直線するりと抜け出し外から追うメイショウトウコン、1番人気ヴァーミリアンを頭・クビ差振り切り感動のゴール‼

 4歳のG1フェブラリーS以来2年10か月ぶりの勝利、そして3年を経たJCダート2勝目となった。これは有馬~有馬間不戦のトウカイテイオー(中364日)の陰で目立たぬもののJRA史上に輝く快挙と言っていい。そして、カネヒキリと関係者の不屈の精神には今でも頭が下がる。

 この辺で「東大馬券王の大よそー」に移ろう。

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 世界で快走を重ねるデルマソトガケ、ウシュバテソーロの登録がないのは寂しいが、国内では12戦9勝で全連対の5歳カジノ ルーレット 仕組みと、デビュー以来5戦全勝の3歳カジノ ルーレット 仕組みの一騎打ちで間違いないだろう。

 前者は経験距離が1600mまで、後者はG1初挑戦という不安材料も、前走それぞれ南部杯を2秒の大差、みやこSの出遅れながら3馬身差の圧勝を見れば吹き飛んでしまう。

 ジャパンCは1枠同士、枠連・馬連とも180円で決まったが、こちらの「ダートのJC」もレモンーセラフィックの馬連にドッカンで楽しみたい。少額、この2頭軸の3連複でダート転向後3戦3連対のアイコンテーラー、一昨年の覇者テーオーケインズ、昨年2着のクラウンプライド、帝王賞のメイショウハリオ、G1(ホープフルS)馬でUAEダービー2着のドゥラエレーデに流す押さえも。

 だが、終わってみればJC同様カジノ ルーレット 仕組み1強だった……の思いも湧き、ここは慎重に。ジャパンCで稼いだ虎の子を歳末の有馬記念、東京大賞典まで逃がさぬようにしたいものだ。

尼崎昇

尼崎昇

初めて見たダービー馬はタニノハローモア。伝説的な名馬の走りをリアルタイムで見てきた筋金入りのカジノ ルーレット 仕組み通は「当たって儲かる予想」がモットー。過去に東京大学でカジノ ルーレット 仕組み研部長をつとめ、スポーツ新聞やラジオ解説を担当した勝負師の素顔は「隣の晩ごはん」や「おもいッきりテレビ」などの大ヒット番組を手掛けたキー局の敏腕プロデューサー。德光和夫、草野仁らカジノ ルーレット 仕組み界の著名人との親交もあり、カジノ ルーレット 仕組み談義を繰り広げる仲である。

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