19日の京都5Rの里見 治 カジノ戦(芝2000m)は、7頭立てという少頭数ながらも将来性豊かな素質馬が揃った印象だ。
1頭目は里見 治 カジノ(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
母は2017年のクイーンC(G3)を勝ったアドマイヤミヤビで、母系の血統表にはディープインパクトの母であるウインドインハーヘアの名もある。管理する友道康夫調教師は「大型馬で長距離向き」と評しており、順調なら来年の日本ダービー(G1)で見たい逸材だ。鞍上は短期免許で来日中のR.ムーア騎手だ。
続いて、2頭目の注目馬は里見 治 カジノ(牡2歳、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。
本馬の母は2016年のスイートピーS(OP)を勝ち、オークス(G1)の舞台にも駒を進めたジェラシー。父はタイトルホルダー、スターズオンアース、リバティアイランドなど、毎年G1勝ち馬を生み出し、早逝が惜しまれているドゥラメンテだ。鞍上には短期免許で来日中のJ.モレイラ騎手を配し、こちらも期待度は相当高そうだ。
2頭とも短期免許外国人を配して出走するあたり、陣営からの期待は大きいはずだ。どのような走りを見せるのか期待したい。
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